ドラゴン記

関西出身社会人5年目の、自己満ブログ。思ったことをツラツラと。

何者にもなれないからもがく

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

これを買って読みました。


途中まで、就活とSNSのこわさを書いてる感じで、さくさく読み進めていたのですが、後半から怒涛の追い上げというか、ほんとに言いたいのはこれだーー!!!!!みたいな感じで、めっちゃ追い詰められてるような気分になりました。笑


すごかった、、、、、




簡単に感想を言うと、

私も、こうしてないと立ってられない。ってことがあるなあ〜
皆同じように悩んでもがいてるのかもなあ〜

ってこと。


凡庸性?があるテーマだからこそ刺さるのかなあと思いました。

就活の年齢で読んでよかった!


就活生にオススメ、まあ就活しながら読むのたぶんちょっとこわいけど…





私、ツイッターとかで

ESにwebテストに面接対策。今日は夜更かしすることになりそう。

とか

今日の面接は本当に沢山の反省点が見つかった。見つけたからには次に必ず活かす。明日も頑張ろう。

とか

自分はまだまだだなと感じた1日。今日が某御社じゃなくてよかった。明日からもっと気を引き締めないと。

みたいなことを書いちゃう人、どうしても好きになれなくて。


いや、そんなん書いてる暇あったら対策しろよ!www

って思っちゃうんですよね。笑


でもたぶん、そういう人は、そうやって「自分の頑張りを実況中継」していないと立ってられないんだなあと思います。



人間って弱いなあ。


自分の必要性や評価がはっきりさせられるのはこわいくせに、全てを求めるから欲しがる。


弱くて醜くて無様!


でもそれが人間なのかなあ〜ってしみじみ。。












今日、新聞営業のバイトの勉強会に行ってきました。


感じたこと→営業こわい。笑




営業の流儀みたいなのを学んだんですが、相手の良心につけこむ感じの営業の仕方だったんですね。


そもそもかなーーーり丁寧なんですが、

  1. 話を進めながら自分がなぜバイトをしているかを伝える。(お金が必要な理由)
  2. 断られてから初めて、「お願いします」を使う
  3. それでも断られたら、「二度と読まないと言うのなら帰ります」と言う
  4. それでも断られたら帰るが、帰り際、玄関の靴を全て揃えるなど、とにかく尽くす
  5. ドアが閉まっても深くお辞儀をする
  6. 門扉があればその外でも深くお辞儀をする


こんだけされたら、そら、「断るの申し訳ないから契約してあげようかな…」ってなりません??笑


学生が、お金が必要だから、自分の時間を犠牲にしてしんどいバイトをしている。
自分が契約しないことで、給料が下がる。
それでも献身的で丁寧な対応をしてくれる。
こんなにいい子なのに断ってもいいの?


こんな風に、良心に訴えかけて、数字に繋げるのです。



ニーズのないところにする営業って、本当にこわいな〜と感じました。


私が来年以降する営業は、ニーズのあるところにする営業なので、こんな思いはしなくても大丈夫、なのかなあ。。。。